膵がんのセカンドオピニオン

膵がんは国内の罹患数が3万人を超え、今後も増加することが予測されていますが、一方、死亡者も3万人を超えており、最も予後不良のがんのひとつです。
膵がんの80%超は診断時に遠隔転移や周囲臓器への浸潤から切除不能と判断され、こういったケースでは化学療法が実施されますが、ここ1~2年で FOLFIRINOX や nab-PTX+GEM といったこれまでの治療成績を凌駕した新しい化学療法が可能となっています。

こういった新しい治療法はメーカー主導あるいは医師主導の臨床試験を経て実臨床に導入されますが、私はこれまでに数多くの臨床試験に関わってきており、現在も JCOG(Japanese Clinical Oncology Group:日本臨床腫瘍研究グループ)の肝胆膵グループの一員として定例会議に参画しています。また、学会活動として国内では日本臨床腫瘍学会、日本癌学会、日本消化器病学会、日本膵臓学会の評議員として、一方、海外では米国臨床腫瘍学会、米国癌学会、欧州臨床腫瘍学会の active member として活動しています。

よって、国内はもとより海外における膵がん治療の現況ならびに新しい治療法の開発状況に精通しており、セカンドオピニオンではこういった最新情報を患者さんに提供することができます。

消化器内科 井口東郎