平成29年度 院長挨拶

井口東郎ごあいさつ

院 長  井 口  東 郎

佐世保共済病院では平成29年度より医師7名が増員となり、これまでより充実した診療体制で日々の診療に臨むことができるようになりました。とりわけ、内科系は4名の増員となり、従来の腎臓内科、循環器内科、消化器内科に加えて総合内科と腫瘍内科を新設し、がん化学療法を主体とした内科医による全人的ながん患者の診療を開始致します。また、佐世保市の救急医療における内科系2次輪番の担当回数を増加させますので、この領域における当院の貢献度アップに繋げたいと思っています。一方、佐世保県北医療圏では産婦人科及び小児科開業医師の高齢化が進んでおり、この地域における周産期医療の弱体化が危惧されています。当院ではこの度の小児科の1名増員で4名体制となりましたので、この4月からNICU(3床)の新設ならびに小児科の休日夜間診療(第1、3日曜日の20~23時)を開始し、周産期医療における佐世保市総合医療センターの機能を補完する役割を担ってゆく所存であります。当院における内科・小児科以外の診療科では従来通りの診療を行って参りますが、佐世保市の基幹病院における役割分担といった意味からも、今後は各診療科の特徴(得意分野)を前面に打ち立てた診療を行ってゆきます。今年度からは新しい診療体制でこれまで以上に地域医療に貢献してゆく所存ですので、連携をしていただいている各医療機関におかれましては引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

医療を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、各医療機関がその変革を予知し様々な対策を講じない限りは存続が危ぶまれる時代となって参りました。佐世保共済病院におきましては、平成28年度の診療報酬改定の目玉である重症度、医療・看護必要度はこの1年間無事にクリアーすることができましたが、今年度は4月より従来の療養病棟を地域包括病棟に切り替えて運用致します。そうなりますと在宅復帰率70%という数値(足枷)をクリアーせねばならず、地域の医療機関とのさらなる緊密な連携が必要となりますので、地域の医療機関におかれましてはこの点につきましてもよろしくご支援のほど、お願い申し上げます。

佐世保共済病院は「博愛の精神」「人の和」「自己研鑽」といった理念の下に日々の診療を行っています。今後も佐世保県北医療圏における基幹病院として、地域住民の方々に最新・最良の医療を提供し、皆様に安心して受診していただける病院を目指して診療機能の充実を図って参ります。